リサイクルトナー百選 印刷、印字の仕組み
高速レーザープリンタに最も良く見られる印字の仕組みは電位差による印字です。
簡単に言うと、磁石の原理と一緒です。
帯電ローラーで電気を帯びた感光体ドラムに、スリーブローラーで均等にならしたトナーを吸い付かせます。この時、感光体ドラムはプリンタの中にあるレーザーで打ち抜かれるのですがこのうち抜かれる形が印刷する文字や、写真となる印字される場所となります。感光体が劣化するのは、レーザーにより打ち抜かれることにより劣化するのですが印字枚数などで感光体が耐えられる限度が違います。
感光体ドラムをコーティングしている薄い膜はとてもデリケートで感光体ドラムは光を嫌い、衝撃にもとても弱い物ですので取り扱いには注意が必要です。
打ち抜かれた感光体に乗ったトナーはプラスの電力を保ち、印刷される紙にはマイナスの電力を保たせます。これは二つの関係を磁石のS極とN極にするために電位差を発生させているのです。
2つが交わるときに感光体に乗ったトナーは印刷用紙へと吸い寄せられます。すべてのトナーが用紙へと吸い付くわけではないので感光体自体に少しだけトナーが残ります。このトナーは二枚目以降をするときにとても邪魔な存在なので感光体に密着しているブレードで綺麗に掻き取られます。
印刷用紙に乗ったトナーは手で払えば取れてしまう程度の物なので、最後に高温のローラー、定着ローラーでプレスされながら出てきます。プリンターを開けると「高温注意」の様な張り紙があると思います。その辺りに定着ローラーがあります。決して触らないようにしましょう。
これらの工程がプリンターの中で瞬時に行われているわけです。
プリンタの印字が真っ直ぐ白抜けする、または薄いと言うことが有れば、プリンタ本体上部、奥に付いているレーザーが通るクリア板が汚れていることもあります。この場合は説明書に従い、掃除して綺麗にしてみましょう。それでも改善されない場合はトナーの不良なども考えられます。
つまりレーザープリンターはまず、ウォームアップに入ります。ある一定の温度になった後に印刷できる状態、スタンバイ状態になりデータ受けをの段階になります。データーが送られてきたら、今度はそのデータを絵の状態に置き換え、プリントアウトの作業に入ります。
プリント作業の過程は感光体ドラムに先ほど置き換えた絵の状態のデータ通りに打ち抜きます。打ち抜かれたところに、トナーが乗り(この時に薄い濃いなどの状態もできあがります)その後、紙に転写されます。後に、定着ローラーで圧をかけられ、紙にトナーを固着させます。
以上の流れを約1〜2秒でこなしているのです。
カラープリンターの場合は上に記した行程を1回の印刷で最低3回は繰り返して行います。印刷する色を作ってから最後に紙に乗せるのではなく、一色一色紙に乗せながらプリントアウトしていることになります。また、オフセッという別の手法の印刷方法もありますが、現在のオフィス用のプリンターでは殆ど使われていません。
インクジェットでは出せない高速プリントは、このように行われます。
